あの頃、僕たちは不器用で恐れの連続だった。それでも慰め合い思い出を分かち合いながら一緒に生きていくと信じていた。二十歳のあの日が訪れるまでは…
イントロダクション
美しき若き日々を壊したある事件の生々しい記録 二十歳の人生を闇が覆う。暗い夜が過ぎ去ったら、僕たちはどんな朝を迎えるのだろうか。

前だけを見て突き進みながらも悩み多き二十歳の若者4人が旅先で遭遇した、それぞれの運命を変える“あの日”を切なく描く本作で問われるのは、自分の行動に責任を取るということにまだ不慣れな彼らと、彼らを取り囲む大人たちとの掛け合いを通じ大人になることは“真実を守る”ことなのか、“自分を守る”ことなのか―。そんな冷酷な世の中と正面から向き合った二十歳の不安な内面をリアルに描き、切なさが押し寄せる衝撃のラストに単なる青春映画で終わらない、観る者の心に深く迫るメッセージが盛り込まれている。

スホ(EXO)待望のスクリーンデビュー!新進気鋭の若手俳優が豪華集結

韓国を代表するK-POPグループ“EXO”のリーダー スホが映画初出演。厳しい生活に屈せず、誠実に生きる青年サンウを熱演し俳優としての可能性を見事証明してみせた。共演に2016年で最も注目される俳優の一人と言われるジス、社会現象を巻き起こしたドラマ「応答せよ1988」で大ブレイクしたリュ・ジュンヨル、“ポスト国民の弟”の名を獲得したキム・ヒチャンら注目の若手俳優が集結。それぞれが生み出す個性の相乗効果により、事件の真実と登場人物のジレンマを深く掘り下げた珠玉の青春ドラマが完成した。

ストーリー
ストーリー
キャスト&スタッフ
キャスト
ジス/ヨンビ役 ドラマ「ラブリー・アラン」のコ・ボクトンから「チアアップ!」のソ・ホジュンまで。ジスが演じた若者は暗かったがうつろな目と、ぎゅっとつぐんだ口、表情のない彼の顔は、見る者に強烈な印象を残した。『グローリーデイ』ではヨンビ役を演じ、20歳の軽さと、その裏面の傷心、そして悔し涙まで、幅広い感情を演じてみせた。見た目は毅然としているが、心の傷を隠したヨンビを通じ、世間ずれしていない若者そのものであるジスの個性と魅力を発散するはずだ。このような独特の雰囲気で深みのある演技を繰り広げながら、新人らしからぬパワーを見せる。彼の実力は、演劇や映画・ドラマの端役を経て、海外合作ウェブドラマや映画などに出演してきた約3年間で培われてきたと言える。2016年にも「歩歩驚心:麗(原題)」など活発な活動で演技の幅を広げる俳優ジスは粘り強く努力し黙々と挑戦を続けており、大いに期待できるだろう。
スホ(EXO)/サンウ役 韓国最高峰のアイドルグループEXOのリーダー、スホが「キム・ジュンミョン」としてスクリーンデビューを果たす。礼儀正しく模範的な態度で愛されているキム・ジュンミョンらしく、映画では舞台の華やかさをきれいに拭い去った。多忙なスケジュールでも誠実に臨み、シナリオとキャラクターを深く分析し、すっきりとした顔立ちと魅力的な眼差しのサンウを作り上げた。『グローリーデイ』では俳優になろうとする彼の真剣さと、俳優としての可能性を確認することができる。
リュ・ジュンヨル/ジゴン役 映画『ソーシャルフォビア(原題)』のBJヤンゲを演じ、評論家と観客の注目を浴びたあと、ドラマ「応答せよ1988」のジョンファンを演じ、爆発的な人気を得ると同時に、演技力を証明したリュ・ジュンヨル。『グローリーデイ』では図々しさが魅力のジゴンを演じ、ドラマに滑稽さと柔軟性を与えた。想像だにしなかった世の中の裏面を知ってしまい、焦りと不安に揺らぐ演技まで披露するが、そこに「応答せよ1988」のジョンファンの姿は見いだせない。緻密な準備の上に、生まれ持った感覚も加わり、骨太でありながら繊細な演技をする彼は『ザ・キング(原題)』への出演が決まり、名実共に人気俳優としての地位を得たことで注目を集めている。
キム・ヒチャン/ドゥマン役 ドラマ「プロデューサー」タク・イェジンのとぼけた弟タク・イェジュン、「チーズ・イン・ザ・トラップ」の ホン・ソルの分別のない弟ホン・ジュンとして徐々に存在感を現しつつある俳優キム・ヒチャン。『グローリーデイ』では父親などの後ろに隠れ、世の中と正面から向き合いたくないドゥマンを演じ、世の中を知らない二十歳の若者の純真で小心な面を繊細な演技で表現している、演技をする時、人物のトラウマを掘り下げることから始めるという彼は、短編映画から積み上げてきた重々しさまで備えている。彼がしっかりと蓄積してきたパワーと歩みを見ると、今後の活躍への期待がさらに高まる。
スタッフ
チェ・ジョンヨル/監督 韓国の映画界が注目する次世代のストーリーテラーとして、前作を通じ、魅力的なドラマと感覚的な映像テクニックを披露したチェ・ジョンヨル監督。彼は長年の間、映画界で確かな経歴を積んだ。そして直接、演出した短編映画で、多数の映画祭を席巻した実力派の新鋭だ。前作『小言』『染』などでは現実的なキャラクターが作り出すドラマチックな物語をロングテイク、ワンシーン・ワンカットなどのテクニックでとらえる卓越した演出力も発揮した。『小言』では青龍映画賞と大鐘賞映画祭で最優秀短編映画賞を受賞し、ロッテルダム、中国など、有数の国際映画祭で受賞するという栄誉も勝ち取った。映画『グローリーデイ』は彼の長編デビュー作で、シナリオの段階から「魅力的なキャラクターと興味深い展開が人物のドラマと感情を極大化する」と好評を得た。特有のテイクと繊細な演出、俳優との熱心な共同作業により、現実的なキャラクターと余韻を残すストーリーを完成させたチェ・ジョンヨル監督は『グローリーデイ』を通じて映画界の内外で熱い注目を浴び、次世代スター監督の誕生を予感させる。
コメント
ぎこちない歩みで、ふらついていた20歳の若者へ「大丈夫だ、君たちの過ちじゃない」 大人が作り上げる世の中をのぞいてみると、果たして真実はどこにあるのかと考えるようになる。重要なことは隠ぺいされたり消されたりして、自分の利益のためなら、嘘をつくこともいとわない。 欲望と不条理に満ちた社会、そこには当然、大人の沈黙がある。ともすると惰性に流されて、すでに真実への関心を失ってしまったのかもしれない。このように自分がだんだん恥ずかしく、つまらない大人になっていくことに気づいた。
ここに高校を卒業したばかりで世の中に第一歩を踏み出す若者たちがいる。これ以上、彼らをダメにしないよう、大人の卑怯さを記録して告白しようと思った。大人の素顔を見て、それがどれだけ恥ずかしいことか記憶できるように。 ―チェ・ジョンヨル監督